#CloudGarage Advent Calendar 2017 の 17日目 だYO!
こちらは #CloudGarage Advent Calendar 2017 17日目のエントリです。16日目は tsukaman さんの 2017年はCloud Garageをこんな風に使いました でしたっ。
RancherOSをインストールした話
CloudGarageさんからDevAssistProgram用プランを頂いたのでRancherOSのインストールをやってみました。CloudGarageさんマジ太っ腹です!本当ありがとうございます!
RanserOSをインストールするまえに…
事前にGitHubのアカウントを用意しておくと幸せになれます。あと鍵ペアも…鍵ペアはCloudGarageのコンパネ上で用意するか、鍵ペア生成ツールで作成しておけば大丈夫っす。
RancherOSの起動
CloudGarageのコンパネへログインし、インスタンス追加 からRancherOSのインスタンスを作成します。ISOイメージはRancherOS、ポートは全開放にします。この時点ではrootパスワード、公開鍵の登録はできないので注意。
設定名 | 設定例 | 備考 |
---|---|---|
接続許可ポート | 全開放 | |
SSH Key設定 | 設定不可 | |
インスタンス名 | (好きな名前) | 半角英数字で… |
コメント | (任意) | 日本語入力可能!!!!!!!!! |
rootパスワード | 設定不可 | |
プラン選択 | (お好きなプランを選択) |
インスタンスの追加が完了したら CloudGarageのFAQ を参考に設定を進めます。
VNCコンソール上で以下のコマンドを実行して rancher ユーザにパスワードを設定します。
|
|
設定後SSHログインして作業を進めます。各種設定ファイルは編集しても再起動時に既定の設定へ戻るみたいなので cloud-config.yml に直接書きます。
|
|
cloud-config.yml
に書いた内容はざっくりいうと以下のとおりです。
- 公開鍵の登録
- ホスト名の設定
- NTP関連の設定
- SSH関連の設定
- ポート番号の変更
- ユーザがログインに成功するまでの制限時間を2分へ設定
- 鍵認証の有効化
- 公開鍵登録ファイルの指定
- パスワードログインの無効化
- 空パスワードのログインを無効化
- SFTPサービスの有効化(使う機会なさそうだけど一応…)
- タイムゾーンの設定
再起動が終わったらCloudGarageのコンパネからISOをアンマウントし強制再起動をかけます。強制再起動が終わったら用意した秘密鍵を使ってSSHログインします。
|
|
SSHログイン後以下のコマンドを実行してRancherServerを起動します。初回起動時はコンテナのダウンロードが始まりますが2分程度で完了します。
|
|
WebUIの操作
RancherServerの起動が完了したら、http://(IPアドレス):8080
へアクセスし設定を進めます。
アクセス直後牛くんが出迎えてくれます🐮。Allow collection of anonymous statistics Learn More (匿名の統計の収集を許可する)
にチェックもしくはチェックをはずし Got it を押します。
右下のメニューから利用する言語を変更できるので、日本語に変更しておくと作業しやすいかも。
アクセスコントロール設定
現在WebUIへのアクセスには制限がかかっていないので、アクセスコントロールを設定し制限をかけます。設定方法は以下のとおり。
- 管理者 -> アクセスコントロール -> GITHUB の順にクリック
- https://github.com/settings/developers へアクセス
- Register a new applicarion をクリックして新規アプリケーションを作成
- Client ID と Client Secret が生成されたら Client ID と Client Secret をWebUIへそれぞれ入力し保存
- GitHubアカウントで認証 をクリックして問題ないことを確認
Linuxホストの追加
最初のサービスまたはコンテナを起動する前に、DockerがインストールされたLinuxホストを追加する必要があるとのことで新しいホストを追加します。
- の空欄にインスタンス自身のグローバルIPアドレスを入力します。
- にあるとおり、ボックス内にあるコマンドをCLI上で実行します。
|
|
登録が完了すると インフラストラクチャ -> ホスト から追加したホストの情報を確認できます。ヘルスチェックは時間がかかるのでしばらく放置しておきましょう…。
コンテナの起動
ホストの起動ができたのでコンテナも起動してみます。
インフラストラクチャ->コンテナ->コンテナの追加 の順にクリックします。名前とかいい感じに入れて追加します。
起動完了後CLIからログインできるようになります。コンテナのIDを確認後 docker attatch で接続してみます。(ログイン後 / がカレントディレクトリになるのちょっとびっくりしたw)
|
|
起動したまま出たいときはC-pの後C-qを押します。ちなみにC-dを押すと止まるので本当注意です!!!!C-d押したらコンテナのStatusがStoppedになってビビったwwwwwwwwオフェwwwwwwwwwww
さいごに
RancherServerの起動までできたものの、後はどう活用するかが悩みどころです。まずWebUIはSSL/TLS通信を経由するように設定したいなぁ…ぼちぼちやっていきたいと思います。
明日18日は hakuya さんですー!